世界中で古くから民間療法として用いられてきたアロエ。食用・観賞用・医療原材用と、その使用用途は多岐にわたります。実はアロエと一口に言っても種類は非常に多くその数は700種以上もあり、薬効があるとされるものは一部の種のみなのです。アロエの効果と聞くと、「やけどや擦り傷・切り傷などの軽いけがに役立つ」というイメージをする方は少なくないのではないでしょうか。アロエの葉の中にあるジェル状の部分には抗炎症作用のあるサルチル酸が含まれており、傷の炎症を抑えるのに効果的なのです。加えて、アロエに含まれているアロエシンという成分にはビタミンCと同じくらいの美白効果があり、メラニン色素をつくる働きを抑制するとされているのです。また、シミ・そばかすを予防するだけでなく、細胞の生まれ変わりを促進し、メラニン色素を外に追い出すので、すでに出来てしまっているシミ・そばかすにも効果が期待できるのだそう。美肌に嬉しい効果が期待できそうです。